株式会社 国際教育センター
International Education Centre & Co., Ltd.
チェルトナム・レディース・カレッジは、イギリス中西部コッツウォルズ地方の中心都市チェルトナムにあり、2024年に170周年を迎えた英国屈指の女子ボーディングスクールです。
現在のチェルトナム・レディース・カレッジには、11歳から18歳までの約850名の女子生徒が在籍しています。その80パーセントは、カレッジ周辺に点在する11のハウス(学寮)で生活しています。
チェルトナムの街の中心に位置するカレッジは、歴史と伝統を感じさせる美しい建物と、最新の設備を備えた新しい建物が見事に融合しています。
また、カレッジは地域にも開かれており、様々な地域の催しがチェルトナム・レディース・カレッジのホールで行われています。
知的好奇心と主体性を育むために用意されたカリキュラムは多岐にわたり、理科、エンジニアリング、アートや音楽、演劇などの創造的な学びを通して自信とリーダーシップの育成も図られます。
カレッジは年齢により3つに分かれており、最上級過程のシックスフォームカレッジでは、AレベルやIB(国際バカロレア)を選択することができ、卒業生はオックスブリッジ(Oxford大学とCambridge大学)はもちろんのこと、アメリカや世界の名門大学へ進学し、文字通り世界へ羽ばたいているのです。
チェルトナム・レディース・カレッジは、それまでは男子のみが受けることのできた「学問的教育」を女子にも提供するという目的で、1853年に設立されました。
当初生徒はわずか82名で、そのほとんどが通学生でした。1858年にドロシア・ビールが第2代校長に就任すると、まだ27才であった彼女はその後50年近くにわたり、カレッジにその人生を捧げました。
ビール校長は、学位取得を目指す生徒のために1893年にオックスフォードにセント・ヒルダズ・カレッジを設立し、大学生活や文化に触れる機会も提供しました。